日々の慈しみ

アニメや現代美術など

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わたしはなぜか走るのがとても得意になっていた。つい嬉しくなって、スポーツジムのようなビルを思い切り走ってみた。私の母の声がしてこの位足が速くなってたら捕まらないかな?と思って試しに逃げてみた。
その時外周をする部活生徒?のような群れに遭遇してしまった、わたしは反対方向に走らなきゃならなかったからみんなから顰め面や嫌味を言われて、挙げ句の果てには1人の女生徒(みんな女の子だった)にぶつかられた。わたしはとても腹が立ったので、そこらへんにあったおおきな白い袋でもう一周した後の彼女を殴りつけた。「ぶつかってくんな、ばか」とかなんとか言ったと思う。そこからわたしはずっと逃げていた。ビルの階段に飛び出した。わたしは部活生徒と両親から逃げていた。結局追い詰められそうな窮地に立たされ、わたしは窓ガラスを割って外に出たんだった。女生徒の「あいつ、ここが何階か知らないんじゃねえの笑」みたいな声が聞こえた。内臓の浮く瞬間がやけに長かった。そこは4階くらいで、わたしは体を上手にしならせながら下の階の窓めがけて飛び込んだ。夢みたいだな、と思った。

結局そこからはあまり覚えていないけど、大泉行きのバスに乗ろうといろんな道を逃げていた。酔っ払った外国人に絡まれて連れて行かれそうになったり(「セックスしてえ」みたいなこと言って下品に笑ってた)、大きな箱とキャンバス、あれは画家だったのかもーーを持っている男の人に頼んで箱の中に隠れようとしたりした。でも彼はヤク中みたいな動きをしていたし結局箱に入る直前にわたしは逃げた。彼はとろんとした目で箱を閉めてから何階かナイフを突き刺していた。その時も彼の主観でわたしの夢が映されていた。

どこかのキッチンで料理を運びながら逃げる機会を伺っていた。その料理は本当に気持ち悪かった。大きくてヌラヌラしたような緑色の魚みたいな。男の人に捕まえられそうになる。しまった!と思った瞬間右足のふくらはぎに劇痛が走って目が覚めた。また足を攣ったんだなと思った。怖い夢だった。